NABC店長日記2026年9月5日(土)

店舗日記

2026年9月5日(土)

 昨日は夜、東京で会議に出席してそのまま宿泊したので、きょうは東京駅から新幹線で名古屋に戻りました。会議のあとの懇親会で、面白そうな本の話題がでたので、さっそく丸の内の丸善で購入しようと新幹線の前にたちよったのですが、検索すると在庫はありそうでしたが、該当の棚では結局見つけることができず、残念ながら購入せずに東京駅へ。その本はこちら『あの日のつづきを生きている』、読むと誰かと語り合いたくなると話題でした。ただし面白いかどうかは別とのこと。気になるよね。本好きばかりの懇親会らしい話題でした。 https://www.tsogen.co.jp/sp/isbn/9784488029548  新幹線の車内で崎陽軒のシウマイ弁当をいただいて、旅気分になったころ、名古屋駅着。きょうは夜トークイベントなので、それまで配布するチラシとかの準備しながらレジ。そういえば新刊も入荷。  名古屋出身の人気歌人の千種創一さんの新刊『歌集四月草紙』が出版社の青磁社から届きました。装丁がおしゃれで繊細なので、店頭にはビニールで包んで陳列。一冊だけ見本として包まずに出しておきました。  新しいZINEの仕入れも。ZINEのイベントで知り合った方が仲間たちとZINEを作ったとのことで少し仕入れをさせてもらいました。初めてのZINE作りだそうで、活字がとっても小さくて、僕の年齢では読めそうにありません。無理して読むと目を悪くさせそう、でも若い人には問題ないようなので、まあいいか。でも次からは配慮してほしいものです。読書のバリアフリーはZINEの世界でも考えてほしいものです。  17時過ぎには夜のイベントにあわせて、来客がすこしずつ。Zindiesメンバーのちくらさんも来店。明日から伊勢の皇學館大学で開催されるCode4Lib JAPANカンファレンス2026で登壇予定。そのまえに今夜のイベントにも参加してくれます。ちょうど講師の飯田一史さんも来店されたので、ご紹介しました。飯田さんは興味もってくれたでしょうか。  飯田さんのトークイベントには20人ほど参加してくれました。なんと、埼玉、東京、神奈川、富山、京都、もちろん地元からも参加してくれました。参加された人の半数以上が図書館関係の方で、あとは書店員さんも。  飯田さんのトークのテーマは『「書籍をあまり読まない方が9割」の世界で本にたずさわるひとたちに考えてほしい10のこと』。活字好きばかりの世界で過ごしてきた身なので、読書は活字を読むことという昔ながらの考えにどっぷりはまっていて、若い人たちのあたらしい読書の形態になかなかなじめませんでしたが、「読む」行為の考え方をもっと柔軟にすることが必要ですね。  会場からは、富山の書店員さんから本屋で開催している「夜読書」の取り組みのお話をいただき、また神奈川のこどもの本屋さんからもお母さんたちとのオンライン読書会の取り組みなどのお話もありました。現場でもいろんな取り組みが増えているようです。  懇親会は少人数で近所の風来坊へ。私は閉店業務をすませての参加。  トークイベントの中で飯田さんから「戦後の読書推進活動は大人も対象」だったと伺い、いつのまにか読書推進はこどものためのものになってしまっている今の状況が、ちょっと間違っているのではないかと考えました。飯田さんの著作を読んでいると、若者たちへの読書推進は、すでに一定の効果を生んでいて(それが大人にとって想定外の読書としても)、むしろいまは大人のための読書推進活動が必要ではないかと思うようになりました。本を読まないひとにむけて、「読むこと」は楽しいこと、とあの手この手でアピールすること。それができればいいのかなと思いいます。  飯田一史さんのトークイベント、次回は11月6日(金)19時より テーマは「読解力と読書の微妙な関係」です。お楽しみに。 https://zindies.co/events/318?locale=ja