虹乃ノラン

虹乃ノラン

作家

主成分は猫。

『そのハミングは7』KADOKAWA🍃
第9回カクヨムWeb小説コンテスト〈エンタメ総合部門〉特別賞、第五回みんなのつぶやき文学賞国内篇第2位

『銀盤のフラミンゴ』ディスカヴァー21
『ベイビーちゃん』
『パーテルノステル』ステキコミックSTORYTOON

イベント出店時の屋号は「ハミング研究所」です。

作品

そのハミングは7
そのハミングは7
――鍵を拾った話をしよう。人は誰しもある意味盲目である。 《カクヨムコン9エンタメ総合特別賞》 《第五回みんなのつぶやき文学賞国内篇第2位》  一九九二年八月、九歳の少年トビーはフロリダでハリケーンに遭い視力を失った。両親は変わらぬ愛を持って接するが、トビーの心は不満、不公平感、苛立ちに支配され脱出できずにいた。四年後、一家はメイン州の田舎町ニネベに移り住む。トビーは、父が与えた愛犬ハミングとの散歩中に森で古い鍵を拾った。持ち主はジャン・グッドスピード。酒に煙草にギター、見透かすような会話、不味いチョコバーを食わせたこの男に不信感と苛立ちを覚えながらも、同時に安息や不思議な信頼も抱く。  トビーはジャンと訪れたエクタバナのダイナーでサラに出会う。彼女の「読み上げる」言葉の魅力によりメニューに味わいを覚えるトビー。彼女に惹きつけられると同時に、その言葉の内に隠された『怯え』に気づいたトビーは、彼女を助けたい一心でその真相を探ろうとする。  それぞれの心にうつる事実と真実を描く長編小説。 読書メーター:https://bookmeter.com/books/22286101 熱田図書館コラム : https://www.sanyodo.co.jp/news/clm_atsutald_special_edition ナニヨモインタビュー:https://naniyomo.com/?p=15541 ―― 『そのハミングは7』 目次 1 一九九二年八月 フロリダ 2 匂いの塊 3 神様が与えてくれた特権 4 ジャンナ・グッドスピード 5 歌詞のないメロディ 6 エクバタナのウェイトレス 7 早くよくなれよ、相棒。彼女も待ってるぜ 8 七歩先のビッグベン 9 真実は人の数だけ 10 サットン・ロックス・ストリート187 11 包まれた杖 12 樹上のシャーマン 13 ソングバード 14 ジャンの真実 15 古びた鍵
2024/12
『そのハミングは7』スケルトン栞
『そのハミングは7』スケルトン栞
鍵を拾った話をしよう。――人は誰しも、ある意味盲目である。 こな・つむりさんによる『そのハミングは7』 特製POPの背景レイヤーに描かれた「森」のイラストがしおりになりました! 素材:トレーシングペーパー 透過性:あり 角丸加工:あり サイズ:100mm × 148mm よく光を通し、透明感があり、小説の本文がうっすらと透けて見えます。 『そのハミングは7』の世界を存分に堪能していただけます。
2025/11
Shake It Baby! 激しく振れ。
Shake It Baby! 激しく振れ。
なにかと振っちゃったアンソロジー チームノベラボ大集結。 装画はモノカキコさん。 お揃いのポストカードもあります(200円) ぜひお手にしてください! タイトル/筆者 『首が飛んだら、お会いしましょう』ヰ戸英壱…3 『透明たちの混沌』モノカキコ…11 『サーモンナイト』松原 凛…38 『チュロスにシュガーとコカ・コーラ』花岡 柊…45 『君と私はマーブル』なかがまあゆむ…62 『啓蟄』人鳥暖炉…78 『パーテルノステル』虹乃ノラン…93 『注文の多いシェイク店』柿ノ木コジロー…107 『長傘を持つのは左手』きゆら志野…112 『HOW TO MAKE BANANA CAKE』我那覇剛柔丸…122 【著者プロフィール】作品掲載順 ◯ヰ戸英壱 素浪人。 おばけ長屋にて傘張りの内職をして口を糊する。隣人のお富の話によると過去に何らかの受賞歴があるらしいが、本人にそれを問いただしても視線を逸らしてはにかむばかりで埒が明かない。 ◯モノカキコ 人の内面をぐらぐら揺さぶるような小説を目指しています。ちょっと古風で詩的な文体が得意。イラストも描きます。ノベルアップ+百合短編小説コンテスト2022優秀賞、『5分後にキモチがあふれる恋』角川ビーンズ文庫に作品収録など。 ◯松原凛 一九八七年生まれ。乙女座。愛知県在住。執筆歴十年。 学生の頃教科書に載っていた梶井基次郎『檸檬』の美しさに衝撃を受けて以来、ずっと短編の魅力に取り憑かれています。最近ではショートショートやショートムービーにもハマり中。短いけれど人の心に残る物語を書きたいです。 ◯花岡柊 強力粉や小麦粉と戯れるパンとお菓子作りの似非職人。食べることに貪欲で、旅行=食の旅 美味しいものを求める物書き。『マイペースな君』角川ビーズログ文庫より発売中 ◯なかがまあゆむ 初めまして、なかがまです。主婦と新米ママやってます。数年前にベリーズカフェ様で自作がオススメに選ばれ、ノベラボ様主催のコンテストでも最終候補複数。なかなか自己紹介って難しいから好きなものの話をします。猫が好きです。朝昼晩お寿司食べたい。赤ちゃん可愛い。今の私はこんな感じの毎日です。 ◯人鳥暖炉 こんにちは、人鳥暖炉です! 皆さんは、物語の中で登場人物達が怖い目に遭っているのを高みの見物するのは好きですか? 好きでしょう? 好きですよね? 他人の恐怖は心のごはんで、他人の絶望はこころのおやつですよね? そんな人間味溢れるあなたにぴったりの素敵な物語を、心を込めてお届けします。いっしょに、他人事の恐怖を楽しみましょう! 安心してください、次の物語の登場人物はこれを読んでいるあなただなんて、そんなことあるわけないですから。本当ですよ? 「その空白を複製で」「ムーンショット研究申請書」(日経「星新一賞」受賞作品集)、「スプーン鶏の噂」(田舎の怖イ噂 竹書房)、「心を真っ白に」(5分後に猛毒なラスト)、「ハンバーガー店で女子高生が言ってた海の話」(5分後に呪われるラスト、5分後に慄き極まるラスト)、「たけもとさま」(5分後に不幸なバッドエンド)5分シリーズは河出書房新社より刊行 ◯虹乃ノラン 主成分は猫。筆名の由来はクリストファー・ノーランとジョナサン・ノーランから。読者はきっとエマ・トーマス。書く理由をずっと探していたが『遺書』にたどり着いた。生まれた言葉たちが誰かの心に遺りますように。 単著に『そのハミングは7』KADOKAWA 電子書籍に『銀盤のフラミンゴ』ディスカヴァートゥエンティワン、『ベイビーちゃん』がある。 ◯柿ノ木コジロー 都道府県ごとにひとり居るか居ないか、という希少な、自分にかなり甘い種類の人間です。よろしくお願いします。kakinokikojiro.jimdofree.com ◯きゆら志野 好きな動物…イグアナ、シロクマ、猫 好きな食べ物…ジャムクッキー、日清焼そばU.F.O. 好きな作家…司馬遼太郎 池波正太郎 高村薫 無人島に持って行く本…「魔術 実践篇」 転生しないファンタジー小説を好んで書きます。 たまに転生しないファンタジー小説以外も書きます。 「月光、雄山を馳せる如く」第三四回ノベラボグランプリ最優秀賞「空、抱く者」共幻文庫短編コンテスト第七回優秀賞 ◯我那覇剛柔丸 1990年、沖縄県生まれ。獅子座。O型。「物語を書くことは人生が一度しかないことへの復讐である」……みたいな言葉を以前どこかで目にして以降、座右の銘としている(調べたところ、北村薫氏の言葉をベースとしていたことが判明)。大学入学後に小説を書き始める。幼少期よりなにもしたくないという気持ちが強い。とても強い。
2025/2
死と喪失アンソロジー PARALLERA MORTEM vol.1
死と喪失アンソロジー PARALLERA MORTEM vol.1
――あなたが失ったものはなんですか? 死と喪失に真っ向から向き合ったアンソロジー(短歌・詩・小説) 虹乃ノランが惚れ込んだ作品へ直接オファー! 豪華執筆陣による12篇の喪失のかたちをぜひ堪能してください。 ・円城塔賞最終候補作をなんと2作品も収録(「7が3を殺した」「女王の冠」) ・カクヨム甲子園読売新聞社賞受賞作を収録(「黄昏の盗人」) ・カクヨム甲子園長編部門最終候補作収録(「白兵戦」) ・第一回GOAT小説大賞受賞者参加(高遠みかみ) ・第二回人生逆噴射文学賞審査員賞受賞作収録(「骨を孕む」) 作品・著者一覧 『最先端倫理研究』高遠みかみ…5 『黄昏の盗人』沢田こあき…9 『女王の冠』オキタクミ…14 『死と私』入間しゅか…18 『うぐいすの夜』川辺いと…24 『ウエペケレ電車から逃げた女』柿ノ木コジロー…32 『7が3を殺した』ちくわノート…41 『骨を孕む』虹乃ノラン…55 『骨』谷口雅亨…61 『透明な椅子』たらこ飴…65 『白兵戦』見咲影弥…68 『歓待』我那覇剛柔丸…83 ※編集後記あり ※暴力描写あり 【著者プロフィール】作品掲載順 ◯高遠みかみ 大阪府出身。2024年、短編小説『手紙に味なんていらない』で【GOAT×monogatary.com文学賞】大賞を受賞。作中の愉快な手紙が高く評価される。 短歌、俳句、川柳などの短詩形文学から、漫才の脚本、戯曲、ゲームシナリオ、キャッチコピーまで、幅広く言葉に親しむ。 うまい棒川柳では「たこ焼きくん」「馬太郎」として二度佳作を受賞。小学生の頃、じぶんの目玉に骨があると信じていた。  ◯沢田こあき 本とセキセイインコに囲まれて暮らしたい十八歳。読書歴のほとんどをファンタジー小説が占めています。夢は図書館みたいな家に住むこと。今まで出会った中で一番好きな本は、モンゴメリの『赤毛のアン』。推しの作家さんはダイアナ・ウィン・ジョーンズとエドワード・ケアリー。 ◯オキタクミ 初めまして。オキタクミです。自分の書いたものが紙に印刷されて誰かのもとに届くのはほとんど初めての経験で、とても嬉しいです。小説投稿サイト、カクヨムにて、短めの小説やエッセイをときおり投稿しています。仕事が忙しくて低浮上気味になる時期も多々ありますが、マイペースに更新しています(そろそろ新しいお話をひとつふたつ投稿する……はずです!)。もし『女王の冠』を気に入っていただけたのであれば、たまに覗いていただけると嬉しいです。またどこかで。  ◯入間しゅか 日々完璧な死体を目指している。冬の朝に見える白い月をこよなく愛し、青空を汚す想像をする。いつかは小説家になりたいと詩を書き続けてきた。凍える小声の梢に佇む小さないきもの。ときどき笑う。 ◯川辺いと 自己紹介は不得意ですが、箇条書きでなら書けましたのでお読みいただけたら幸いです 音楽、映画、小説鑑賞を好む 自宅の観葉植物に挨拶したあと、日向ぼっこすることを好む 神社、お寺巡りを好む 夏の夜のコンビニの入り口が苦手 虫が苦手 プリンが大好き よろしくお願いします ◯柿ノ木コジロー 都道府県ごとにひとり居るか居ないか、という希少な、自分にかなり甘い種類の人間です。よろしくお願いします。 kakinokikojiro.jimdofree.com ◯ちくわノート ちくわとノートの合成獣。日の光に弱い。性格は臆病なので、敵意がないことをアピールし、油断したところにヘッドロックをかけると簡単に捕獲することができます。捕獲が容易な反面、捕まえても何の役には立たないので、観察日記をつけたらさっさと逃がしてしまうのがいいでしょう。 ◯虹乃ノラン 主成分は猫。筆名の由来はクリストファー・ノーランとジョナサン・ノーランから。読者はきっとエマ・トーマス。書く理由をずっと探していたが『遺書』にたどり着いた。生まれた言葉たちが誰かの心に遺りますように。 単著に『そのハミングは7』KADOKAWA、電子書籍に『銀盤のフラミンゴ』ディスカヴァートゥエンティワン、『ベイビーちゃん』がある。 ◯谷口雅亨 詩を書き始めたのは高校生の頃のポエムから。 同人誌「めっせーじ」1981、「JUNK No.2」2001などに作品が掲載される。 月刊ココア共和国に2023年から投稿を始める。 影響を受けた作家に、金子みすゞ、中原中也、宮沢賢治、松本隆などがいる。 「空は勇気でできている」 ◯たらこ飴 洋楽と映画と猫をこよなく愛する人。イーハトーブに住んでいる。学生時代、歌人の笹井宏之氏の短歌に触れ感銘を受けたことをきっかけに短歌を詠み始める。東日本大震災を経験後、海の生命をテーマにした初の連作『月の刺青』を完成させる。その他にも人間の繊細な感情を捉えた作品や現代社会をユーモラスに風刺した作品など、多彩な短歌を詠む。「たましいの呼びかけに忠実に生きる」をモットーに、気泡のように浮かぶ言葉やその時々の感覚を何より大切にしている。 ◯見咲影弥 いつのまにか大学生。 一日で一箱全部食べるほど蜜柑が好きです。一人暮らしでやりたい放題できるので、宅配で蜜柑ばっかり頼んでます。あとは、わさび味のスナックが好きです。創作の息抜きに食べてます。お寿司はサビ抜き派。何卒~。 ◯我那覇剛柔丸 1990年、沖縄県生まれ。獅子座。O型。「物語を書くことは人生が一度しかないことへの復讐である」……みたいな言葉を以前どこかで目にして以降、座右の銘としている(調べたところ、北村薫氏の言葉をベースとしていたことが判明)。大学入学後に小説を書き始める。幼少期よりなにもしたくないという気持ちが強い。とても強い。 ★柿ノ木コジローによる紹介 https://note.com/kakinoki_koji99/n/n52851ff51d4c ★モノカキコによる紹介https://note.com/monokakiko/n/n81f902bb2f66
2025/2
そのハミングは7
そのハミングは7
――鍵を拾った話をしよう。人は誰しもある意味盲目である。 《カクヨムコン9エンタメ総合特別賞》 《第五回みんなのつぶやき文学賞国内篇第2位》  一九九二年八月、九歳の少年トビーはフロリダでハリケーンに遭い視力を失った。両親は変わらぬ愛を持って接するが、トビーの心は不満、不公平感、苛立ちに支配され脱出できずにいた。四年後、一家はメイン州の田舎町ニネベに移り住む。トビーは、父が与えた愛犬ハミングとの散歩中に森で古い鍵を拾った。持ち主はジャン・グッドスピード。酒に煙草にギター、見透かすような会話、不味いチョコバーを食わせたこの男に不信感と苛立ちを覚えながらも、同時に安息や不思議な信頼も抱く。  トビーはジャンと訪れたエクタバナのダイナーでサラに出会う。彼女の「読み上げる」言葉の魅力によりメニューに味わいを覚えるトビー。彼女に惹きつけられると同時に、その言葉の内に隠された『怯え』に気づいたトビーは、彼女を助けたい一心でその真相を探ろうとする。  それぞれの心にうつる事実と真実を描く長編小説。 読書メーター:https://bookmeter.com/books/22286101 熱田図書館コラム : https://www.sanyodo.co.jp/news/clm_atsutald_special_edition ナニヨモインタビュー:https://naniyomo.com/?p=15541 ―― 『そのハミングは7』 目次 1 一九九二年八月 フロリダ 2 匂いの塊 3 神様が与えてくれた特権 4 ジャンナ・グッドスピード 5 歌詞のないメロディ 6 エクバタナのウェイトレス 7 早くよくなれよ、相棒。彼女も待ってるぜ 8 七歩先のビッグベン 9 真実は人の数だけ 10 サットン・ロックス・ストリート187 11 包まれた杖 12 樹上のシャーマン 13 ソングバード 14 ジャンの真実 15 古びた鍵
2024/12
『そのハミングは7』スケルトン栞
『そのハミングは7』スケルトン栞
鍵を拾った話をしよう。――人は誰しも、ある意味盲目である。 こな・つむりさんによる『そのハミングは7』 特製POPの背景レイヤーに描かれた「森」のイラストがしおりになりました! 素材:トレーシングペーパー 透過性:あり 角丸加工:あり サイズ:100mm × 148mm よく光を通し、透明感があり、小説の本文がうっすらと透けて見えます。 『そのハミングは7』の世界を存分に堪能していただけます。
2025/11

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