みんな集まれ、イベントしよう!チームで開催するZINEイベントをサポートするツール「イベントキット」β版の提供を始めました
2026年9月25日(金)
こんにちは!Zindies事務局です。
「ZINE のイベント、やってみたいな」。そう思っている方に向けたお知らせです。
フェス、即売会、商店街で開く ZINE の催し。会場を探して、出展者に声をかけて、告知して、当日は受付に立つ。こうした場は、一人では開けません。思い立った人が仲間に声をかけて、いつのまにか「チーム」になっている。ZINE のイベントは、たいていそうやって始まります。
ところが、これまでの Zindies には、そのチームの置き場所がありませんでした。イベントの主催者はクリエイターか店舗のどちらかで、実行委員会や主催チームは、Zindies事務局に連絡して、非公式イベントとして載せるしかありませんでした。
そこで、チームでイベントを開くための道具をひとそろい用意しました。まとめて「イベントキット」と呼んでいます。まずはβ版として始めます。画面の上では、チームのことを「主催団体」と呼びます。(少し大げさな響きですが、実行委員会から数人のチームまでを一語で呼べる言葉として選びました。)この記事では、思い立ってから、次の一回につながるまでの流れに沿って、何ができるかを紹介します。
思い立ったら、まず入れ物を
イベントキットは、主催団体を作るところから始まります。いまはZindies事務局が団体を作り、最初のメンバーを登録します。
最初のメンバーになる方は、先に Zindies に登録(ログイン)してから、お問い合わせで「イベントキットの申し込み・ご要望」を選んで送ってください。
- チームの名前(決まっていなければ、催しの名前でかまいません)
- どんな催しを開きたいか、開いているか(ウェブサイトや SNS があれば、その URL も)
ログインしているアカウントが最初のメンバーになります。ほかのメンバーは、あとからチームの中で追加できます。
団体ができると、メンバーになった方にメールでお知らせします。以後は、右上のメニューやダッシュボードから、主催団体のページに入れます。
こんなチームを想定しています。
- 商店街や地域の ZINE イベントの実行委員会
- マルシェ・フェス・即売会の主催チーム
- 店舗やクリエイターが、お店の外や自分の名義の外で開く催し(別の会場を借りて開くフェスなど)
一方で、作り手ご本人が開くワークショップや読書会はクリエイターとして、お店が自分のお店で開くイベントは店舗として、これまでどおり登録できます。クリエイターや店舗として登録したまま、主催団体を別に持つこともできます。なお、主催団体で開けるのは、ZINE に関わるイベントのみです。
すでにクリエイターや店舗の名前でイベントを登録している方は、そのイベントを主催団体に付け替えることもできます。あわせてご相談ください。
チームを集める
最初のメンバーが決まれば、あとは自由にメンバーを登録できます。「主催団体の設定」に、Zindies に登録済みの人のメールアドレスを入れるだけです。追加された人には、お知らせが届きます。メンバーは全員が同じ立場で、誰でもイベントの登録・編集ができ、誰でもメンバーの追加・削除ができます。
同じ画面で、チームの名前・アイコン・説明と、ウェブサイトや SNS へのリンクを設定できます。主催団体には、これらと、これからのイベント・過去のイベントが並ぶ、小さな公開ページがあります。作品や棚、お知らせはありません。Zindies に来る方の多くは ZINE のイベントを探しているので、主催団体のページは団体のホームページではなく、イベントへの入口として小さくしています。
内容を詰める
イベントを登録します。1 日のフェスでも、会期のある展示・フェアでもかまいません。会場は自由に書けるので、「○○商店街 一帯」のように、エリアで開く催しもそのまま載せられます。地図上の場所は会場の欄から探します。うまく出ないときは、会場の欄に住所も添えてください。
詰めている途中で人に見られたくないときは、公開日時を将来の日時にしておいてください。その日時までは、イベントのページも一覧も公開されません。公開前のページを見られるのは、主催団体のメンバーと、出展登録を済ませた出展者、事務局だけです。チームの中で下見をしながら、内容や出展者を先に固めて、決めた日に告知を解禁できます。
イベントの中で、ブースでの出展とは別に、ワークショップやトークを開くこともあるでしょう。これらは、「プログラム」として並べられます。講師・登壇者は出展者から選ぶことも、名前で書くこともできます。申し込みは Zindies では受け付けず、申込先の URL を載せる形にしています。
出展者と参加者を集める
出展者は、イベントの「出展設定」にある出展者一覧で管理します。出展者がまだ Zindies に登録していなくても大丈夫です。主催者が名前だけで書いておけます(1 行に 1 名ずつ、まとめて追加することもできます)。肩書きや出展内容、写真は、あとから「編集」で足せます。
出展者本人に登録してもらうときは、同じ画面の下にある出展登録リンクをコピーして、メールや DM で送ってください。開いた人は、クリエイターとしてZindiesに登録したあと、そのまま出展者として登録できます。公開日時の前でも、イベントページからの受付を止めていても使えるので、告知の前に出展者を集めておけます。登録があると、主催団体のメンバーにお知らせが届きます。
主催者が名前だけ書いておいた出展者も、このリンクを開くと自分の名前が並んでいます。「こちらで登録」を押せば、その出展が本人のものになります。
出展登録リンクは作り直すこともできます。作り直すと古いリンクでは登録できなくなりますが、登録済みの出展はそのまま残ります。
公開日時を過ぎると、イベントページが公開され、そのエリアの ZINE イベントを追っている読者にも届きます。イベントページからは SNS 用のシェア画像を保存できるので、告知にお使いください。来てくれる読者は、イベントページからそのまま参加登録できます。
開催する
近づいてきたら、出展者や参加者に、まとめてメールを送れます。搬入の時間、当日の連絡先、天候の判断。本文は英語・韓国語・繁体字中国語にも自動で翻訳されて届きます。テスト送信で自分宛に確かめてから送ることもできます。
開催日の朝には、出展者に「本日開催」の案内が自動で届きます。主催者が操作することはありません。
会場では、出展者一覧の PDF(ブース番号・名前・一言と、出展ページの QR コード)をどうぞ。受付に置いたり、壁に貼ったり、配ったりできます。
次につなげる
終わったイベントは、主催団体のページに「過去のイベント」として残ります。イベントのページには主催者としてチームの名前が載り、同じチームのほかのイベントも辿れます。次の回の告知を出したとき、前の回がその隣に並ぶ形です。
出展者の側にも記録が残ります。出展したクリエイターのページには、出展の履歴が積み上がっていきます。名前だけで書いておいた出展者が、あとから Zindies に登録して出展を引き継いだときも、それまでの出展はその人の履歴になります。
次の回を作るときは、前の回のイベントを「複製」して、日付から入れ直せます。
イベントを開く人がいれば、作り手と読者がひとつの場所で出会えます。その段取りを、Zindies で少しでもサポートできたらうれしいです。
よくありそうな質問
どこまでが「ZINE のイベント」ですか?
ZINE を作る・売る(届ける)・読むにつながる催しなら、ZINE のイベントです。ZINE の即売会やフェスはもちろん、クラフト市やマルシェの中に ZINE のブースが並ぶ形でもかまいません。出展者の全員が ZINE を出していなくても大丈夫です。一方で、ZINE のブースがひとつもない物販だけの催しは、主催団体では登録できません(お店が自分のお店で開くなら、店舗のイベントとして「ZINE 関連ではない」を選んで登録できます)。迷ったら、お問い合わせで催しの内容を教えてください。
出展料や参加費は、Zindies で集められますか?
いまは集められません。出展料や参加費のやりとりは、これまでどおり主催者と出展者・参加者のあいだで行ってください。Zindies が持つのは、誰が出展するか・誰が来るかの名簿と、そこへの連絡です。集められるようにしてほしい、という声があれば検討します。
出展するクリエイターや作品は、Zindies に登録されている必要がありますか?
はい。イベントページに出展者として並び、連絡メールや当日の案内、出展の履歴の対象になるのは、Zindies に登録したクリエイターです。出展ページに載る作品も、クリエイターが自分で登録したものです。主催者が名前だけ書いた出展者は、ページに名前が並ぶところまでで、本人が登録して引き継いだときから、これらの対象になります。
ご意見をお待ちしています
イベントキットは、まだ完成形ではありません。ここに書いたのは、いま揃っている道具です。実際に催しを開くなかで「こういう場面で困った」「これがあれば助かる」ということがあれば、お問い合わせからぜひお知らせください。使ってくださるチームの声を聞きながら、少しずつ完成させていければと思います。
料金について
イベントキットは、いずれ有料にできればと考えています。ただ、時期も金額も決めていません。決めるときの物差しはひとつ。このツールで開催の手間が減り、できた時間が中身をおもしろくすることに使われたか。そう言えるようになるまでは、無料です。
なお、β版のあいだに作ったイベントについて、あとから費用をいただくことはありません。